GUNMA プロローグ ~グンマ~

ここはグンマ

言葉にし得ない、魔の空気の流れる辺境

トチギやナガノとは1250フィート4インチのLEGO®︎の壁で隔たれていた。

そして人はグンマを

最後のフロンティアと呼ぶ

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グンマのはずれ、中之条 ここにひとりの冴えない男がいた。

彼は村のきゃべつ農家からいぢめを受けていた。それは彼がこんにゃく農家だからだった。

そして時はたち、1869年。大政奉還で明治の世になり日本は沸き返っていた。

これは名も無きグンマ男が総理大臣に昇りつめる、下剋上のストーリーでゅある。

注※1869年当時、群馬県でキャベツは栽培されていませんでした。が、ここは皆の知っている群馬とは違う世界 グンマ

 トチギやその他の地域とも隔絶された魔境では、150年前にキャベツぐらい栽培されていてもおかしくはないであろう。

 また、筆者の誤字脱字等もそのまま掲載しました。